発熱外来|風邪症状
当院では、発熱外来を行っております。新型コロナウイルス・インフルエンザ同時抗原検査、PCR検査、重症化予防薬を含めたお薬の処方が可能です。
同じ発熱や風邪の症状でも、原因によって治療法やご家族に対する感染対策が異なります。そのため、正確な診断と適切な治療を受けることが重要です。
体温が37.5度以上の方や、喉の痛み・咳などの症状がある方は、予約後のWeb問診にてその旨をご記載ください。
お電話でのご予約お問い合わせも受け付けております。
クリニックの感染対策
①換気・院内衛生
院内には開口部111cm×84cmの大型窓を待合、診察室1、診察室2の3箇所終日開放し、三菱製の換気扇も院内診察室などに3ヶ所配置しております。また空気の流れを流体解析し、流れの悪い場所を作らないよう適切にサーキュレーターを設置しております。
②発熱患者さんと非発熱患者さんの分離
受診前に発熱外来をご予約または連絡を頂いた患者様は、指定の時間帯に受診して頂くように調整しております。また、発熱なく直接ご来院された方でもコロナ感染が疑われるような方につきましては、院内の発熱対応室にて受付から診察・会計までを行うようにさせていただく事もございますので、ご了承ください。
③スタッフの感染防護
受付時に非接触体温計にてスクリーニングを行っております。受付にはアクリル板を設置し、発熱の方との会話による飛沫感染を予防しております。また、スタッフ一同、マスク、手袋、アイシールドを装着するなどの対応をしております。
新型コロナウイルス後遺症
ニュースなどでもよく耳にする機会が増えてきていますが、コロナ感染後の後遺症(せき、だるさ、息切れ、味覚・嗅覚障害、胃腸障害、抑うつ、脱毛、集中力低下、睡眠障害など)で悩まれている方々も多数いらっしゃると思います。当院は患者様から、感染後の経過を十分問診し、検査・治療を行っており、必要に応じて漢方薬などの処方も行っております。ある研究結果によりますと、感染6か月後には4人に1人が、12か月後には11人に1人が何らかの症状に悩んでいるとの報告もあります。もちろん治療したからといってすぐには改善せず、中・長期戦にわたる可能性もありますが、まずは、どんなささいな症状でも構いませんので、お気軽にご相談ください。
新型コロナウイルスおよびその他の呼吸器感染症による長期的な症状とその重症度
新型コロナウイルス感染後に長期間症状が続く「後遺症」は広く知られていますが、風邪やインフルエンザなどの他の急性呼吸器感染症(ARI)でも同様に症状が長引くケースが確認されています。これらの症状が長期化するリスクを軽視せず、専門的な治療を受けることが重要です。
出典:Long-term symptom profiles after COVID-19 vs other acute respiratory infections: an analysis of data from the COVIDENCE UK study October 06, 2023
上のグラフは、新型コロナウイルス感染者、新型コロナ以外の風邪・呼吸器感染症の感染者、そして感染歴のない対照群における、最も重症な症状のプロファイルを示しています。データから分かるように、新型コロナウイルスに限らず、風邪やインフルエンザなどの呼吸器感染症でも、睡眠問題、記憶問題、集中力の低下、筋肉や関節の痛み、めまいなどの症状が長期間続く可能性があります。
通常の風邪やインフルエンザなどの感染者でも、適切な治療を受けない場合、これらの症状が重症化し、長期間にわたり生活の質を低下させるリスクがあります。呼吸器感染症に対する専門的な診療を受けることで、症状の悪化を防ぎ、早期に改善を図ることが可能です。
当院は内科・呼吸器内科として、新型コロナウイルスだけでなく、風邪やインフルエンザなどの呼吸器感染症に対する専門的な治療を提供しています。発熱後に症状が長引いている方、または通常の風邪がなかなか治らない方も、ぜひ当院にご相談ください。特に最近では、風邪の後に軽い咳を放置して気管支が慢性的な炎症を起こし、治療が長期化する患者様が増えています。早めに呼吸器内科での治療を受けることをおすすめします。
もちろん、長引く咳などの症状の全てが後遺症というわけではなく、別の原因によるものかもしれません。呼吸器症状や関連する病気についての詳細は、「呼吸器の症状から見る病気の種類のページ」をご参考ください。当院の内科・呼吸器内科では、さまざまな内科疾患・呼吸器疾患に対する専門的な治療を提供しています。
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